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建築資材事業部
建築資材事業部
◆ プロコンシート
特許取得




〈プロコンシートの仕組み〉
プロコンシートはポリプロピレン製等の不織布を熱加工し て水と空気だけを透す特殊な積層シートです。型枠に貼るだけで、打設時の水和反応を素早く適切に促し、コンクリート本来の強度を引き出せる土木・建築現場の革新ツールです。
コンクリートの長寿命化を実現
プロコンシートは、効率的な養生ができるだけでなく、適切な水和反応によりコンクリートの表面から気泡やアバタを軽減。密度の高い表面をつくり出します。緻密な構造はコンクリートの吸水率を下げ、塩素拡散、耐凍結性、バクテリアの繁殖、酸性雨など劣化の外的要因を抑制し、より高い耐久性のコンクリートをつくります。
処理が殆ど要らない表面の緻密さが工期、コストの課題までも解決
またプロコンシートで打設したコンクリートは、適切な水和反応により高密度な表層面が仕上がるた め、表面処理が殆ど不要です。わずかなピンホール補修をおこなうだけで塗装仕上げの直塗りを実現します。仕上げの作業を大幅にカットできるために省人化、工期短縮、コストダウンがかないます。
永く、強く、美しいコンクリートを仕上げる、プロコンシートは、これからの土木・建築現場の課題を解決する、画期的な製品のひとつなのです。
プロコンシートがつくる品質
下の写真とデータは、試験用カッターでコンクリート片を円形に1,000回転削った比較です。硬さの差はデータだけでなく、視覚的にも密度の差が確認できます。また同時に土木学会基準JSCE-K572の6.4吸水率試験も実施、7日間水の浸せきにより未使用のコンクリートの約45%の吸水率と浸水性の低い結果を実証しました。プロコンシートの品質の高さが確かめられます。



超高圧洗浄面に比べて約10倍の深さの溝が
タイル下地モルタルを強力に附着
タイル下地用プロコンシートは、一般用と同様に型枠に離型剤等の処理と打設後の超高圧洗浄が不要です。タイル下地の界面剥離の原因の一つとなる離型剤を使用しないことで、タイル壁面の剥離、剥落のリスクを減らすことはもちろん、くわえてタイル下地用プロコンシートは、シート表面の凹凸が、下塗り剤の接地面積を増し、附着性を強める溝をコンクリートにつくり出 します。深さ約0.5~2mm、約4mmピッチの凹凸がつくる溝は、超高圧洗浄処理面と比べ、モルタルや下塗り剤との附着強度を約2~2.5倍に引き上げると同時に、モルタルの乾燥時に生じる収縮クラックの拡大までをも低減する効果を発揮します。高密度なコンクリート表層面でタイル壁面や、モルタル壁面の耐久性を格段に向上しながら、作業の簡略化によって省人化とコスト削減、工期短縮までも実現できます。

【プロコンシートの物性】

【コンクリート表面硬度】
プロコンシート(タイル下地用Aタイプ)コンクリート材齡5日、( )内は圧縮強度換算

使いやすく、環境にもやさしい
土壌への流出が、課題視される離型剤(特に鉱物油)は、コンクリートの仕上げにも悪影響を及ぼします。プロコンシートは型枠に、離型剤を使う必要がありません。このため、河川、海、などの屋外で使用される土木建築現場でも、安心して使用できます。また解体後もプロコンシートは複数回の使用が可能。この点でも省人化と、コストダウンを実現します。
【プロコンシートに関するお問い合わせ】
担当者:建築資材事業部 松本 拓哉 E-mail:t-matsumoto@nsi-ltd.jp
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